持続点滴中の新生児の看護計画
#1持続点滴施行に起因した急激な薬理作用が出現する可能性がある
目標:確実に安全に予約できる
O-P
1 バイタルサイン
2 輸液の内容・速度、薬剤の効果、副作用の有無
3 薬剤の効果、副作用の有無
4 点滴刺入部の状態と固定の状態
5 検査データ:電解質
6 体重の増減
7 尿量
8 尿比重、尿テープチェック
9 水分出納
10 薬物の種類、血中濃度
T-P
1 医師に指示された輸液を確実に投与する
a 投与された量を1時間ごとにチェックする
b 刺入部、固定、接続の状態と三方活栓の状態を各ルートで確認する
#2点滴固定に起因した皮膚障害を起こす可能性がある
目標:皮膚障害を予防できる
O-P
1 テープ固定による皮膚のかぶれ、発赤、発疹
2 シーネ固定による発赤、ビラン
3 点滴の固定状態:テープの剥がれ、シーネの外れ
T-P
1 必要に応じてテープの張替えを行う
2 良肢位を保つように体位を工夫する
#3持続点滴施行に起因した感染を起こす可能性がある
目標:感染徴候を早期に発見でき、早急に対処できる
O-P
1 バイタルサイン
2 点滴刺入部の状態:発赤、腫脹、疼痛
3 検査データ:CRP、APRスコア、白血球
T-P
1 点滴操作は清潔操作で行う
a 接続部分や三方活栓部分はアルコール綿で消毒する
b ルート交換は週2回行う
2 医師に指示された輸液を確実に与薬する
a 投与された量を1時間ごとにチェックする
b 刺入部、固定、接続の状態と三方活栓の状態を各ルートで確認する
#4患児の体動に起因したルートトラブルの危険性がある
目標:安全で安楽な環境を保持できる
O-P
1 患児の活動性、体動
T-P
1 ルートの整理
a ルート識別のため三方活栓輸液ポンプ、シリンジポンプに色テープを貼り輸液内容を明記する
b 患児の体にルートが絡まないように注意する
2 点滴管理
a 投与された量を1時間ごとにチェックする
b 刺入部、固定、接続の状態と三方活栓の状態を各ルートで確認する
#5薬液漏出に起因した皮膚障害の可能性がある
目標:薬液漏出を早期に発見し、皮膚障害を予防できる
O-P
1 輸液内容:浸透圧の高い薬剤、カルチコール、昇圧剤、脂肪製剤など
2 血管走行に沿った皮膚の状態
3 点滴刺入部の状態:発赤、腫脹、疼痛の有無
T-P
1 バイタルサイン測定時、勤務開始時、勤務終了時、指示変更時には刺入部の観察を行う
2 異常時には医師に報告する
3 必要に応じて消毒、軟膏塗布する